<清水秀彦>指導者や指揮官として失敗している人物などからGM兼任監督が誕生している。あきれるばかりだ by フットボール速報

1 名前: Egg ★@\(^o^)/ :2016/07/29(金) 00:10:23.32 ID:CAP_USER9.net

Jリーグで監督解任劇が相次いでいる。J2岐阜のラモス監督を皮切りに、J1東京・城福監督、J2千葉・関塚監督と連鎖反応のように退任が発表された。

私も横浜、京都、仙台で監督を務め、クビになった。チームの成績不振の責任を取るのは当然だが、そうではない解任もあった。それに関しては今さら蒸し返すつもりはない。

だが解任劇が続いている今だからこそ、いいたい。サッカーのことをよく知っている“プロ”が監督、クラブ社長、そしてゼネラルマネジャー(GM)になるべきだ。

今のJクラブでは、責任の所在がはっきりしない。チームが低迷しても指揮を執っている監督にオファーしたクラブ社長やGMの任命責任は問われない。

そのクラブ社長は親会社から「赤字を出すな」と厳命されて“天下り”でやってくる。それでいてサッカービジネスの何たるかを理解していない人物ばかりだ。

GMも同様だ。強化担当の最高責任者だけに、Jリーグ、日本協会の内情や、選手を売り込んでくる代理人の実情などをしっかり把握していなければならないのに、その意識が低い。

さらに今季は指導者や指揮官として失敗している人物などからGM兼任監督が誕生している。あきれるばかりだ。

だから補強でも自前で選手を探してくることができず、浦和のように広島から活躍中の選手を大金で引き抜くようなことになる。ほとんどのクラブがアマチュア的な組織なのだ。

最後に今の監督たちにもひと言。クラブに対しては「オレの話が聞けないなら、オレの方から辞めてやる」といえるくらいの気概を持ってほしい。

欧州のビッグクラブから声がかかるような指揮官は、そんな心意気を持っている。プロはかくありたいものだ。

2016.07.28
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20160728/soc1607281550002-n2.htm

■清水秀彦(しみず・ひでひこ) 1954年11月4日、東京都生まれ、61歳。浦和市高、法大で全国制覇。77年に日産自動車サッカー部(現横浜M)に入団。
88年に現役引退し、91年に同部監督に就任。93年のJリーグ開幕戦で勝利監督になった。96年福岡、98年は京都の監督を歴任。
2001年に仙台をJ1に昇格させ、02年にはJリーグ初の監督通算100勝を達成。04年にNPO法人「H・S SPORTS CLUB」を設立。

引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1469718623
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