なぜイマドキ新入社員は定時で即帰ってしまうのか
今年の新入社員もそろそろ職場に慣れてきた頃でしょうか。しかし、現場のマネジャーや先輩写真からは、こんな声が聞こえてきます。
「新入社員が定時になると即帰る、アイツはだめだ」
新入社員の立場からすれば、「仕事が終わっているからいいでしょう」と言いたくなるかもしれません。しかし、上司世代には彼らがいつも定時に帰るという行動が理解できないのです。
なぜ彼らは定時で帰ってしまうのでしょうか。一方で、そもそも新入社員が定時で帰ってしまうのは悪いことなのでしょうか。
「何かやることはありますか?」の一言が言えない
新入社員が定時で帰ってしまう理由の1つに「所属意識の違い」が挙げられます。決められた時間の中で、業務をこなす。こういったアルバイト感覚、学生感覚が抜けきっていないうちは、組織に所属しているという意識が根付くまでに時間がかかります。
新入社員が「定時だから帰る」という行動は、まさにその意識の延長線上にあります。
会社という組織の中で、自分自身のライフスタイルしか見えていない場合は当然定時という時間が来れば、帰り支度を始めることになります。場合によっては定時前に帰る支度が整っている場合もあるかもしれません。
http://diamond.jp/articles/-/98421