バイクに個性を持った人格を
川崎重工は25日、人工知能を含むICT技術を活用し、ライダーと共に成長する「人格を持つモーターサイクル」の開発に着手したことを発表した。
単なる移動手段ではなく、ライダーが操る喜びを味わうためのマシンとして、その思想をさらに高いレベルで実現するために、バイクそれぞれに個性を持った人格を与える取組みに注目したという。
発表によると、開発するバイクは次のような機能を有する。
・ライダーの言葉から意思や感情を感じ取り、言語を通じて意思疎通
・膨大なデータからライダーに情報提供
・AIの指示でライダーの経験やスキル、スタイルに応じたマシンセッティング
コミュニケーションを重ねるごとにライダーの個性を反映した独自のバイクに発展。「ライダーとバイクが互いを高め合いながら成長していくという新しい楽しみ方が生まれる」と説明している。
http://irorio.jp/nagasawamaki/20160826/346529/