2:
◆45SR4r0flud5
2016/09/09(金) 13:54:00.94
ID:9i8vEX1LO
優花里「あの?本当にどうしてこんな状況に?」
沙織「みぽりん大丈夫?」
みほ「大丈夫じゃないよ......」
杏「あ、絶対に目隠しはとらないでね」
華「あの、何故でしょうか?」
麻子「理由もなく西住さんをこのままにはできないぞ」
桃「それについては、わたしから説明しよう」
柚子「ごめんね、西住さん。喉渇かない?」
みほ「あ、大丈夫です」
3:
◆45SR4r0flud5
2016/09/09(金) 14:02:04.93
ID:9i8vEX1LO
桃「実は西住が『目があった人物に惚れてしまう』惚れ薬を飲んでしまってな」
杏「いやぁ、危険だから隠しておいたのにかぁしまがうっかり西住ちゃんに飲ませちゃってさ」
優花里「本当にうっかりですか?」
柚子「お紅茶と間違っちゃったんだって。気づいた会長が急いで目隠しして、暴れてたから三人で今の状況にしちゃったんだけど」
みほ「あの、普通の紅茶と変わらない味だったんですけど」
杏「相手にそうと気付かせないためにそういう風にしたんだって」
華「一体誰がそんな危険な薬を」
麻子「紅茶の時点で察しはつくがな」
みほ「あの、やっぱり手とかの拘束だけでも取ってもらうわけには......」
杏「うーん、この方が安全だと思うんだけどなぁ」
4:
◆45SR4r0flud5
2016/09/09(金) 14:08:36.92
ID:9i8vEX1LO
優花里「とにかく、今西住殿は最初に目があった人物に惚れてしまうわけですね」
沙織「ゆかりん、ステイ」ガシッ
優花里「な、何をするんです!わたしはただ西住殿の手の拘束を取ろうとしただけです!」
麻子「そのまま目隠しも取ってしまうつもりだっただろう」
華「優花里さん、愛のない両思いに意味はあるんですか?」
優花里「そ、そんなことしませんよ~」
杏「秋山ちゃん、せめて目を見て言ってもらえるかな?」
桃「とにかく、効果がなくなるか、解毒薬が見つかるまで西住を話すわけにはいかん」
柚子「今風紀委員の人に聖グ口リアーナに向かってもらってるから」
みほ「うぅ、助けてぇ」
5:
◆45SR4r0flud5
2016/09/09(金) 14:16:46.16
ID:9i8vEX1LO
杏「とにかく、そういうわけだから今日は西住ちゃんは学校を休んでるってことにしてもらえるかな?何人か事情を知ると危なそうな子もいるし」
沙織「あー、なるほど」
華「分かりました」
麻子「一ついいか?」
杏「何?冷泉ちゃん」
麻子「西住さんは誰が見るんだ?さすがにこのまま一人で置いておくわけにも」
桃「それなら心配するな。我々生徒会が責任を持って預かる」
優花里「信用できません!わたしも残ります!」
沙織「いや、信用できない見張りが増えただけなんだけど」
杏「いや、秋山ちゃんはわたしらと一緒に西住ちゃんのお世話だよ」
華「よろしいのですか?」
柚子「どこで何してるかわからないより、手元で監視しておいた方が都合がいいというか」
麻子「なるほど」
優花里「何でしょうね?わたしそこまで信用ありませんか?」
沙織「ついさっきの行動がなければ信じたかな?」