視力を矯正するレーシック手術の件数が、ピークだった2008年の45万件から14年には5万件にまで激減したとの推計を、
慶応大医学部眼科学教室の根岸一乃准教授がまとめた。米国や韓国など海外では広く普及し、国内のスポーツ選手らが手術を受けたことで日本でも
一気に広まったが、患者の角膜炎集団感染などが影響したとみられる。
根岸准教授が日本眼科医会の発表資料としてまとめた推計によると、レーシック手術の症例数は00年の2万件から徐々に増え、08年は45万件に達した。
だが、09年は29万件と減少に転じ、12年は20万件、14年には5万件まで減ったとみられる。福岡市のあるクリニックも、
手術数はピークの09年に比べ、15年は5分の1程度になったという。
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/nishinippon-20160926104343058.html