ブログが原因ですべての仕事を失うことになった長谷川氏。失敗の代償は余りにも大きい。今回の騒動によって、特定の人物が表舞台から「退場」するまで執拗に攻撃を続けるネット世界の負の面も改めて浮き彫りになった。
長谷川氏はなぜ人工透析患者に関するブログ記事を書いたのか。炎上必至の過激なタイトルをあえて付けた理由は何か。そして収入ゼロに追い込まれた今、一連の騒動を振り返り、何を思うのか――。本人に直撃インタビューし、ネット炎上問題の真相に迫った。
公式ブログとテレビで今回の騒動について謝罪しました。具体的に何について謝罪したと理解すればいいのですか。
長谷川豊氏(以下、長谷川):詳しくはブログに書いている通りなのですが、人工透析を受けている患者は今、一番苦しんでいる人たちです。彼らを苦しめてはいけないのに、僕はブログの文章を全部読んだら分かるでしょというスタンスで書いてしまいました。でも微妙な問題ですから、タイトルの言葉の選び方ひとつ、もっと慎重にならなければいけませんでした。
(中略)
とにかくそういう切り取られ方をされる可能性のある文言を使うべきではありませんでした。だからこれは僕の失敗です。
「そういう切り取られ方をされる可能性のある文言」とは、タイトルの「殺せ」という表現を指しているのですか。
長谷川:その通りです。あの一言ですね。もちろん、本当に殺せと思って書いたわけではありません。あくまで「殺せ」というのはスラング(俗語)で、僕としてはそれぐらいちゃんとしろよと言いたかっただけではあるんですが。
(一部抜粋。全文はリンク先)
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/101100455/