2:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/01/15(日) 22:29:32.95 :
NHDw67e0o
事務所へ向かう途中、高架下の薄暗い場所が苦手だった
壁には毒々しい色使いで、意味もよくわからない文字が描かれている
なぜそんなことをするのか?みんなも使う公共の場所なのに
五十嵐響子には、それらの落書きが不快だった
3:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/01/15(日) 22:30:01.77 :
NHDw67e0o
卯月「あー、何だかわかりますね!」
美穂「そ、そうですよねっ、変な英語で意味もよくわからないし……」
響子「そうなのよ!落書きとか汚いから、ああいうの見ると綺麗にお掃除したくなりますよね!」
ガチャ!
P「おーい、響子ちょっといいか?」
響子「何ですか?」
P「この前話してたユニットの件なんだがな」
響子「ああ!確か学園祭でライブをやるんでしたっけ?」
P「やっぱりピンクチェックスクールでスケジュールが取れなくて、響子ともう一人でやってもらうことになったんだ」
響子「あっそうなんですね。私は大丈夫ですよ!」
P「それは良かった」
4:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/01/15(日) 22:30:28.72 :
NHDw67e0o
響子「それで、もう一人って?」
P「あぁ、最近事務所に入った子でな…」
響子「?」
P「まあ、いいか。ほら入って入って」
???「あーちょっと待って欲しいっす、せめて顔ぐらい洗わせて……」
プロデューサーに促されて入ってきた子は、背が高くて、痩せていて、ボーイッシュで――
吉岡沙紀「へへへ…、どうもはじめましてっす」
なぜか全身ペンキまみれだった