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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/12/10(土) 22:34:54.81 :
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夜
理樹部屋
理樹(日曜日の夜。僕はみんなに数週間近く悩んでいる事をとうとう打ち明けた)
恭介「なに、実感がないだって?」
理樹「うん……」
理樹(事故の後、記憶をおぼろげながらにも思い出した僕は、恭介達と行った二度目の修学旅行の後、小毬さんに想いを伝えた。小毬さんにも『あの時』の記憶があったかは知るところではないが、僕の告白を聴いて3日目に返事をもらい、めでたく付き合ったのだけど……)
真人「ま、まさかもう小毬と何か喧嘩でもあったのか!?」
理樹「い、いやそういう訳じゃないんだけど……」
謙吾「倦怠期という訳だな?ううむ、流石の俺もそういう問題は少し荷が重いな……」
理樹「だから違うってば!」
鈴「じゃあなんなんだ?」
理樹「ただ……小毬さんと付き合ったのは良いけど、付き合う前から何も変わってない気がするんだ」