中国の工業情報化省がインターネット規制の強化策として、当局による検閲や遮断を乗り越える目的で使われる仮想プライベートネットワーク(VPN)技術の提供を禁じる通達を出していたことが23日、分かった。
従来は中国の体制批判を行う海外のサイトや、米グーグルやフェイスブックなどの規制対象サービスもVPNを使えば閲覧できることがあった。
習近平指導部の2期目の人事を決める5年に1度の中国共産党大会を今秋に控え、言論統制を強めるものとみられる。(上海 河崎真澄)
http://www.sankei.com/world/news/170124/wor1701240003-n1.html