ヤマト 小口の宅配便で140円~180円値上げ発表 4月28日 17時08分
宅配最大手のヤマトホールディングスは、ネット通販の拡大による荷物の増加が深刻な人手不足をもたらし事業環境が厳しくなっているとして、個人が利用する小口の宅配便の料金を税抜きで140円から180円値上げし27年ぶりに料金体系を見直すことを発表しました。
今年度の取り扱い 8000万個程度減らす
ヤマト運輸の長尾裕社長は会見で、従業員の負担を減らすため、今年度に取り扱う荷物の量を昨年度より8000万個程度減らす見込みとしたうえで、「この8000万個というのは、まず第一段階の目標だ。数量をコントロールするのはネット通販など大口のお客様を対象にいま進めている。一般の小口の荷物は対象にしているわけではない」と述べました。
また、長尾社長は、およそ1000社を対象に値上げなどの取引条件の見直しを協議しているとしたうえで、ネット通販大手のアマゾンについては「現在も交渉しているさなか」と述べるにとどまりました。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170428/k10010965261000.html
宅急便の基本運賃改定と各種サービスの内容変更および新設について
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/info/info_170428.html