<山村和也(セレッソ大阪)>トップ下で新たな才能が開花!186cm、80kgの恵まれたボディ...目指す理想は、“あの名選手” by フットボール速報

1 名前:Egg ★@\(^o^)/:2017/05/22(月) 17:11:51.65 ID:CAP_USER9.net

山村和也のパフォーマンスを今シーズン初めて見るファンは、ほとんどが生粋のトップ下の選手だと思うはずだ。セレッソ大阪の1トップを務め、山村の近くでプレーする機会の多い杉本健勇も、意外な発見だったとばかりに「すごくやりやすいんですよ」と言葉を弾ませる。
「本当にキープ力があるし、テクニックもあるし、走れるし、守備もできるので」

トップ下の選手に求められる要素を、ハイレベルで搭載しているのだから無理もない。もっとも、杉本が言及した山村の武器には追加すべき項目もある。186センチ、80キロの恵まれたボディに宿る高さと強さ、そして非凡な決定力だ。

 大宮アルディージャのホーム、NACK5スタジアム大宮に乗り込んだ20日の2017明治安田生命J1リーグ第12節。セレッソの1点リードで迎えた76分に、山村がひときわ大きな存在感を放った。

 ソウザが蹴った右CK。大宮ゴール前でフリーになった山村は勢いをつけて飛びあがり、最高到達点から豪快なヘディングを見舞う。反応できなかった大宮GK塩田仁史が、その場に尻もちをついてしまうほどの強烈な一撃がセレッソの連勝と4位浮上を決めた。

 これで6ゴールの杉本に続き、マテイ・ヨニッチと並ぶチーム2位の4ゴール目。2012年から4年間所属した鹿島アントラーズ時代にあげた総ゴール数に、わずか2カ月半で追いついた。

 鹿島での主戦場はボランチとセンターバック。4位に入賞した2012年のロンドン五輪ではボランチを務め、杉本や山口蛍、清武弘嗣とともに戦った。セレッソに移籍した昨年も然り。だからこそトップ下でプレーする山村に周囲が衝撃を受け、山村本人も新しい自分との出会いに胸をときめかせた。

「トップ下でプレーするのは(国見)高校時代以来ですし、僕自身も本当に意外だったというか、できるのかなとちょっと半信半疑の部分もあったんですけど。最初は楽しみながらプレーすることができたし、周りのサポートもあって少しずつ慣れてきているのかなと思っています」

 ジュビロ磐田とのJ1開幕戦をリザーブのまま終えた山村は、続く浦和レッズとの第2節で2017年初出場を果たす。1-3と2点のビハインドを追った73分。託されたポジションはトップ下だった。

 それまで杉本と2トップを組んでいたキャプテン、柿谷曜一朗が中盤の左サイドに回り、山村とともに前線で起点を形成。試合は敗れたが、攻守両面で前半から圧倒されていた流れを幾分押し戻している。

 スコアレスドローに終わった磐田戦と浦和戦では、2月に入ってスペイン1部のセビージャから電撃的に復帰しながら、右のでん部から太ももの裏にかけて違和感を訴えていた清武を欠いていた。ゆえに山村のトップ下起用は、清武復帰までの時限措置と見られていた。

つづく

文=藤江直人

SOCCER KING 5/21(日) 12:11配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170521-00590528-soccerk-socc
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